クルト・レーデル指揮コンクール

・年齢制限、書類審査無し
・優勝賞金50万円
・副賞ヨーロッパまでの往復航空券
・ヨーロッパのオーケストラを指揮しての演奏会出演
- クルト・レーデル指揮コンクールについて
- 日独楽友協会では1996年からドイツの指揮者クルト・レーデルを講師に指揮講習会を行ってきました。1998年からは講習会にコンクールを併設し、受賞者は同年度にヨーロッパで行われる講習会に招待されることとなりました。講習会におけるコンクールの存在は多くの受講生の励みとなり、コンクールの入賞者にはその後ヨーロッパの音大に留学したり、指揮者として活躍する方も多数おられます。
- 指揮講習会はその後レーデル教授の高齢に伴う引退から、アシスタントの杉山直樹が中心となり、ウィーン国立音楽大学准教授のシメオン・ピロンコフら客演講師を定期的に招いて続けられていますが、コンクールについては2004年から行われていませんでした。
- ゴールデンウィークに行われてきた指揮講習会が2008年以降隔年開催となったことに伴い、2010年に指揮コンクールを再開しましたが、2011年以降は奇数年に指揮コンクール、偶数年に指揮講習会を各々隔年に開催する運びとなり、指揮講習会の受講生以外もコンクールのみに応募することもできるようになりました。
- クルト・レーデル指揮コンクールの目的
- 現在、世界各地で様々な指揮コンクールが行われていますが、ほとんどのコンクールには年齢制限があり、また厳しい書類審査により充分な指揮経験のあるプロの指揮者や、音大の指揮科専攻生ですら多くが振り落とされてしまいます。審査員の顔ぶれによって入賞者の出身傾向が明らかな物もあります。
- 音楽の他の部門と異なり、指揮は一度社会に出たり、声楽や楽器を学んでから志す人も多く、実際には大器晩成型の指揮者も多い中で、年齢制限のあるコンクールでは逸材を発見することは難しく、クルト・レーデル自身も30歳を過ぎてから指揮者として活動を開始した経緯などから、クルト・レーデル指揮コンクールは年齢や経歴にかかわらずすべての指揮者が応募することができます。
- クルト・レーデル指揮コンクールの特徴
- このコンクールの目的は将来のスター指揮者を世に送り出すことではなく、指揮者として活躍するために充分な能力を持ちながら、それを発揮する機会に恵まれない逸材を発見することです。したがって審査に当たっては「明確で、基本的なテクニックに忠実であること」が何よりも重んじられます。一見派手で、華やかに見える指揮でも、基本的なテクニックが欠如していると見なされる場合は先に進むことができません。日独楽友協会の指揮講習会を受講していることは応募の条件にはなりませんが、少なくともクルト・レーデルが「指揮のテクニック」の中で伝えている内容については理解していなければ、先のステップに進むことは不可能だと思います。
・1次(ビデオ)審査申込 2011年2月28日まで
・2次(アンサンブルを指揮)審査 2011年5月8日、9日
・3次(本選)審査 2011年8月1日~3日 さいたま芸術劇場
審査員
クルト・レーデル(指揮者)
シメオン・ピロンコフ(指揮者、ウィーン国立音大準教授)
ギオラ・バーンスタイン(指揮者、元ボストン交響楽団コンサートマスター)
杦山 尚槐(指揮者)
課題
1750年以降1950年までに作曲されたオーケストラのための作品から出題
(1次、2次、3次とも上記の範囲から出題。詳しくは参加要項を参照のこと)。
表彰
優勝者は2011年8月末にヨーロッパで行われる演奏会で30分程度の作品を指揮できる。
優勝賞金として50万円、副賞としてヨーロッパまでの往復航空券を授与する。
(受賞者には演奏会出演義務あり。出演できない者は失格とする)。
応募方法
1750年以降1950年までに作曲された、オーケストラのための作品から
10分以上、15分以内の部分を指揮している自身の映像を録画し、
2011年2月28日までに参加費5万円を添えて申し込むこと。
映像は3年以内に録画されたもので本人が確認できる正面から撮影したもの。
オーケストラ、アンサンブル、ピアノのいずれを指揮したものでも良い。
顔の見えないもの、時間が足りなかったり、オーバーしている物、上記以外の
電子音声や合成音声を使った物は失格とする(電子楽器のアンサンブルは可)。
画像は日本国内で再生できるDVDに録画して事務局に郵送するか、
YouTubeにアップロードしてURLを電子メールで連絡すること。
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