クルト・レーデル指揮コンクール2012 of 日独楽友協会

日独楽友協会
音楽総監督 クルト・レーデル   後援 ドイツ連邦共和国大使館

クルト・レーデル指揮コンクール2012

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・年齢制限、書類審査無し
・優勝賞金50万円
・副賞ヨーロッパまでの往復航空券
・ヨーロッパのオーケストラを指揮しての演奏会出演

クルト・レーデル指揮コンクールについて
日独楽友協会では1996年からドイツの指揮者クルト・レーデルを講師に指揮講習会を行ってきました。1998年からは講習会にコンクールを併設し、受賞者は同年度にヨーロッパで行われる講習会に招待されることとなりました。講習会におけるコンクールの存在は多くの受講生の励みとなり、コンクールの入賞者にはその後ヨーロッパの音大に留学したり、指揮者として活躍する方も多数おられます。
指揮講習会はその後レーデル教授の高齢に伴う引退から、アシスタントの杦山尚槐が中心となり、ウィーン国立音楽大学准教授のシメオン・ピロンコフら客演講師を定期的に招いて続けられていますが、コンクールについては2004年から行われていませんでした。
2010年に指揮コンクールを再開し、2011年はコンクールのみの開催を予定していましたが、東日本大震災と福島第一原子力発電所の事故のため中止を余儀なくされました。このため2012年以降は再び指揮講習会と指揮コンクールを同時に開催いたします。
指揮講習会の受講生以外もコンクールのみに応募することもできます。
クルト・レーデル指揮コンクールの目的
現在、世界各地で様々な指揮コンクールが行われていますが、ほとんどのコンクールには年齢制限があり、また厳しい書類審査により充分な指揮経験のあるプロの指揮者や、音大の指揮科専攻生ですら多くが振り落とされてしまいます。審査員の顔ぶれによって入賞者の出身傾向が明らかな物もあります。
音楽の他の部門と異なり、指揮は一度社会に出たり、声楽や楽器を学んでから志す人も多く、実際には大器晩成型の指揮者も多い中で、年齢制限のあるコンクールでは逸材を発見することは難しく、クルト・レーデル自身も30歳を過ぎてから指揮者として活動を開始した経緯などから、クルト・レーデル指揮コンクールは年齢や経歴にかかわらずすべての指揮者が応募することができます。
クルト・レーデル指揮コンクールの特徴
このコンクールの目的は将来のスター指揮者を世に送り出すことではなく、指揮者として活躍するために充分な能力を持ちながら、それを発揮する機会に恵まれない逸材を発見することです。したがって審査に当たっては「明確で、基本的なテクニックに忠実であること」が何よりも重んじられます。一見派手で、華やかに見える指揮でも、基本的なテクニックが欠如していると見なされる場合は先に進むことができません。日独楽友協会の指揮講習会を受講していることは応募の条件にはなりませんが、少なくともクルト・レーデルが「指揮のテクニック」の中で伝えている内容については理解していなければ、先のステップに進むことは不可能だと思います。
応募方法(1次審査申し込みとその後の審査について)
1)申込用紙に必要事項を記入の上、電子メールまたは郵送で日独楽友協会事務局まで送付する。
2)応募者自身が指揮している映像を録画したものを日本国内で再生できるDVDに録画して事務局に郵送するか、YouTubeにアップロードしてURLを電子メールで連絡する。映像は締め切り日から3年以内に録画されたもので本人が確認できる正面ないし斜め正面から撮影したもの。また、本人と演奏者(演奏者が複数の場合は演奏者の一部でも良い)の両方が画面に記録されたもので、録画した日時、会場、曲目、演奏者を明記のこと。オーケストラ、アンサンブル、ピアノのいずれを指揮したものでも良い。
3)録画された作品は1750年以降1960年までに作曲された、オーケストラのための作品から10分以上、15分以内の部分。曲の冒頭と終わりの部分は必ず録画すること。作品が長い場合には途中をカットしても良い。練習風景など、指揮者が話している場合は、演奏している時間の合計が10分以上で、かつ全体が30分を超えないもの。原曲がオーケストラのための作品であれば、吹奏楽、アンサンブル、ピアノソロ、2台ピアノまたはピアノ連弾、エレクトーンもしくは打楽器のアンサンブルに編曲されたものでも良い。
指揮者の顔が見えないもの、時間が足りなかったり、超過している物、録音された音源に対して指揮している物、上記以外の電子音声や合成音声を使った物は失格とする(電子楽器のアンサンブルは可)。
4)演奏されることが希な作品、未発表の作品やスコアが市販されていない作品の場合、応募者にスコアの提出を求めることがある。
5)締切り
 2011年12月28日までに審査料5万円を応募者本人の名義で銀行振込で送金し申し込むこと。芸名を使用している場合には必ず応募用紙にその旨を明記すること。
6)1次審査の方法と結果の発表
1次審査は指揮の基本テクニックを満たしているかどうかを判断するために行う。したがって、演奏そのもののレベルは審査項目に入れない。但し演奏している作品が判断できないほどの場合はこの限りではない。また、審査の基準としては「音楽的に演奏できているかどうか」よりも「曲の始まりと、1拍目がどこなのかが明確に見て取れるか」の方を重視する。
1次審査はビデオのみで行い、結果は2012年2月28日までに郵送、または電子メールで行う。合格者、選外となった者のいずれにも結果を連絡する。但し、結果は本人の合否のみとし、他の指揮者の選考結果についての問い合わせには応じられない。したがって審査の結果通知は郵送、電子メールのいずれを希望する場合も応募時に連絡した物以外には連絡できない。また、電話等での問い合わせには応じられない。
1次審査の合格者は2次審査にすすむ。上記の2)と3)の条件を満たしていない場合は失格とする。
2次審査に進めるのは応募総数により10名から20名の範囲とする。
1次審査に不合格となった応募者には審査料を返還する。但し上記2)と3)の条件を満たしておらず失格となった場合審査料は返還できないので、応募に当たっては十分注意すること。
審査料の返還に当たっては振り込み手数料は応募者の負担とする。また、送付したDVDなどは返還しない。
応募者が5名に満たない場合、コンクールの開催を取りやめる場合がある。
コンクールの開催を取りやめた場合は2012年2月28日以降に発表し、審査料は応募者に返金する。
7)2次審査
2次審査は2012年5月4日にさいたま芸術劇場で行う。審査は公開で行う。1次審査に合格した者は指定された時間、会場で約15分アンサンブル(5名から13名程度)を指揮して2次審査を受ける。審査の時間は1次審査の合格者に個別に連絡する。審査の日時及び会場を応募者の都合により変更することはできない。
8)2次審査の課題曲
2次審査の課題曲は1次審査の合格者に個別に連絡する。課題曲はJ.ハイドンの初期、または中期の作品から指定する。各自の課題曲は異なる場合がある。
9)2次審査の方法と結果の発表
各指揮者は指定された曲をアンサンブルを指揮して演奏する。2次審査はリハーサル、及び演奏者とのコミュニケーションの能力に重点を置いて行う。また、課題となった作品を正しく理解しているかどうかも判断の基準となる。
2次審査の結果は全員の審査が終了した後30分程度で発表する。
2次審査の合格者は3次審査にすすむ。3次審査(本選)に進めるのは3名から6名。
10)3次審査(本選)
3次審査は2012年5月6日さいたま芸術劇場で行う。審査は公開で行う。2次審査に合格した者は各約30分室内オーケストラ(15名から20名程度)とリハーサルを行う。リハーサルは公開しない。その後連続して公開演奏を行う。
11)3次審査の課題曲
3次審査の課題曲は1次審査の合格者全員に連絡し、2012年2月はじめまでに一般に発表する。課題曲は1750年以降1960年までに作曲された作品とし、全員が3~5曲を準備する。うち1~2曲を当日指定する。作品は演奏時間が5分から10分程度の短い作品とする。
12)3次審査の方法と結果の発表
3次審査では音楽性や指揮の見やすさの他、審査員だけでなく演奏者の意見も取り入れて審査を行う。3次審査の入選基準は、プロの指揮者として活躍するのに充分な音楽性、コミュニケーション能力、効率的な練習能力などである。
3次審査の結果は公開演奏の終了後1時間程度で発表する。
審査の模様はYouTube、U-Streamなどで公開する場合がある。
13)表彰
1位と2位の入賞者は2012年8月末から2013年8月はじめにまでヨーロッパで行われる演奏会で30分程度の作品を指揮できる。(受賞者には演奏会出演義務がある。演奏会に出演できない者は失格とする)。
1位入賞者には優勝賞金として50万円、副賞としてヨーロッパまでの往復航空券を授与する。
2位入賞者には賞金として10万円、副賞としてヨーロッパまでの往復航空券を授与する。
3位入賞者は2012年にヨーロッパで行われるオーケストラとの指揮講習会に無料で参加できる。
表彰は該当者がいない場合行わない。
優勝賞金は演奏会の終了後に授与される。演奏会の出演を辞退したり欠席した場合は失格となる。演奏会の詳細は2012年2月28日までに発表する。航空券は出発時に手渡される。
14)審査員
シメオン・ピロンコフ(指揮者、ウィーン国立音大准教授)
ギオラ・バーンスタイン(指揮者、元ボストン交響楽団コンサートマスター)
杦山尚槐(指揮者)
その他に演奏者、及び会場の聴衆に採点を求める。
15)審査の基準
・クルト・レーデルに代表されるような伝統的なドイツ式の指揮法を十分理解し、実践できる人材。
・演奏家との高いコミュニケーション能力を持ち、バトンテクニックだけでなく意義のあるオーケストラリハーサルが可能な人材。
・作品の構成や様式感に対して深い理解があることが感じられ、今後プロの指揮者として国内外で活躍することが望まれる人材。
応募要項及び申込用紙
申し込み用紙はこちらからダウンロードしてください
申込用紙 (PDF)
申込用紙 (Wordファイル)

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